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ベルリンの壁までもう一歩  (4)

2010-03-11 Thu : 旅行こと 

          img_1147622_54548406_10ドレスデン

 ドイツ東部ザクセン州にあるドレスデンは、

エルベ川のほとり、フラウエン教会など素晴らしい建築物が集まって建っています。

それらが見られるエルベ川沿いの景観は、現在世界遺産に登録されています。     

 
    2003_0827画像020067
この文化溢れる美しい町は、

1945年2月13日、連合軍の大空爆を受けます。

一夜にして崩壊した「ドレスデン大空襲」 です。

これにより町の4分の3が破壊。

空爆は2日間にわたって行われ、ドレスデンのありとあらゆる建築物が崩壊し、

町は廃墟と化しました。当時の写真を見ると、

文字通り「廃墟」状態のドレスデンの町に言葉を失います。

長い年月をかけて建てられた歴史ある建築物の数々が、

一瞬にして破壊されたドレスデンの大空襲。犠牲者の数は2万人以上。

              2003_0827画像020065 

今も現在、このような上の写真のような場所 「瓦礫の山」がいたるところに散在していました。

工事中の様に!!!

戦争の傷跡を60年以上もほったらかしにしておく、

共産主義の東側って一体何だったんだろう?と思わずにはいられません。

素敵な雰囲気の町並みを歩いていて突然、共産主義の政体制が現れると、

せっかくの景観が台無しで何て残念なんだろう……と思いますが、

東側の歴史を実感できる場面でもあります。

東西ドイツが統一を果たした1990年、

再建運動がようやく正式に世界に呼びかけられます。

これは大きな反響を呼び、こうして再建工事が1994年に開始され、

11年という長い歳月をかけてフラウエン教会は見事、元の美しい姿に甦りました。

できる限り元の資材を使用して行われました。

                フラウエン教会

再建後のフラウエン教会は全体的に白っぽい色をしていますが、

元々は黒ずんだ石の色でした。オリジナル資材が使われている部分は、

近づいて見ると、黒い色をしているのですぐに分かります。

白と黒の石が所々つぎはぎになっている新しいフラウエン教会。

このつぎはぎ部分は戦争によりこの教会が破壊された事実を伝え、

そして同時に戦争の傷がまた一つ癒えたことを表しています。

また塔の上に立っていた十字架は1993年に瓦礫の中から発掘されましたが、

修復はせず、戦争記念碑として残されることになりました。

これは教会内部に展示されています。現在塔の上に立つ新しい十字架は、

イギリスから「和解の印」として贈られたもの。

この十字架は、ドレスデン空爆を行ったイギリス軍兵士の息子によって制作されました。     

             

             

 

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