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昔から現在へ 知っておきたい建築様式のススメ【4.2】

2010-04-17 Sat : 建築様式 
  アテネ/パルテノン神殿(イメージ)


ギリシヤ建築 その2

②古典(ヘレニック)期の神殿→
ドーリア式
(アテナイのパルテノン神殿
)


次回です
③イオニア式(アテナイのエレクテイオン) ④ヘレニスティック期の神殿→コリント式の登場(アテナイのオリュンピエイオン  
画像

ドーリア式  アテネのパルテノン神殿、パエストムのポセイドン神殿、オリンピアのゼウス神殿・ヘラ神殿 などが有名ですね。

古  典  期
   【ドーリア式

  • 紀元前5世紀初期 アファイア神殿(アイギナ島)
  • 紀元前470年から紀元前460年頃 ゼウス神殿(オリンピア)
  • 4.1前回参照
  • 紀元前5世紀中期 ヘラ第二神殿(パエストゥム)
  • 紀元前5世紀中期 アポロン神殿(バッサイ)
  • 紀元前447年起工 パルテノン神殿(アテナイ) 
  • 紀元前427年から紀元前426年頃 アテナ・ニケ神殿(アテナイ)
  • 紀元前330年から紀元前300年頃 円形神殿(エピダウロス)
  • 紀元前4世紀後期 エクレシアステリオン(プリエネ)
 


アテナイのパルテノン神殿  




パルテノン神殿は目の錯覚による効果を上手く取り入れていれていることでも有名です。例えば建物の安定感を出すために柱は全て内側に傾斜、床も真ん中を少し高くして、水はけを考慮にいれているのです
角の四角の柱は光の加減で細く見えるのを防ぐため他の柱より少し太めに作られています。このエンタシスはシルクロードから法隆寺など飛鳥奈良時代の寺院の柱に使われています。
 

パルテノン遠景


アクロポリスにある、アテナイ市の守護神
「処女」アテナを祭った神殿(Parthenosとはギリシャ語で「処女、未婚女性」の意味)。かつてこの中には、フェイディアスが金と象牙でつくったアテナ・パルテノス(処女神アテナ)像をはじめ、貴金属の奉献物などさまざまな財宝が収められていた。

atenas01.jpg


この神殿建築に着手したのは、アテナイ黄金時代を代表する政治家ペリクレス。建築は前447年に始まり、前438年に奉献されたが、工事は432年まで続いた。建築を手がけたのはイクティノスとカッリクラテス です。


<3つの柱のスタイル>
 
ギリシャ建築は、柱の形状によって時代の古い順に次の3つに分けることができます

・ドーリア式…ぼてっと太い印象で、柱の上下に飾りっ気がない。(パルテノンは、このドーリア式の最高傑作です。)

・イオニア式…柱はやや細目で、柱頭に羊の角のような飾りがついている。【 次回へ】

・コリント式…柱頭に技巧的で華美な装飾がついている。 【次次回へ】


※コリント式の柱頭についている飾りは、「アカンサスという南欧原産の植物の葉を組み合わせたものです

 
ドーリア式柱の足元には土台がありません。


柱の構造 ― 柱頭 Kapitellに注目

ドーリア式柱頭 Dorische Kapitell
ギリシャ神殿中もっともよく見られる柱頭で柱と梁の間をアバクスが支えるというシンプルな構造です。アバクス下部にはエヒヌス Echinusと呼ばれるお椀型があります。

柱には溝(Kannelierung)があるものと溝のないものがあります



おまけです

下の写真は古代ギリシャの円形劇場の遺跡ですが、数千人もの人たちは、どこの席でもはっきりと音が聞こえることが確認されています。マイクもスピーカーも無い時代にこれだけ優れた音響効果がある野外劇場を作ったということは驚きです! 
野外劇場

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