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昔から現在へ 知っておきたい建築様式のススメ【5.4】

2010-05-20 Thu : 建築様式 
シチリア島 タオルミーナ

初期キリスト 教会建築 

ラヴェンナの建築


 
ヴェネツィアはまだ誕生していない頃のずっとずっと昔の事でした。ラヴェンナはイタリア半島と東方世界との交易の最大の要所となったのでした。
そして帝国が東西に分かれた後、西ローマの最初の皇帝ホノリウスは首府をメディオラーヌム(現ミラノ)からラヴェンナに移したのです(402年)。そのことによってこの都市はローマに次ぐキリスト教の中心地となり、476年に西ローマ帝国が滅亡した後も、約三百年にわたってその役割を担い続けることになるのでした。  

Trentophoto4  
  
ラヴェンナ市長
ヴィドメール・メルカターリ氏

市長の顔
 

ラベンナ市長 ヴィドメール・メルカターリ氏へのインタビュー 
メルカターリ市長、ラベンナの歴史的なプロフィールをお願いします。

ラベンナはアドリア海北部に面する歴史ある町です。1500年前は西ローマ帝国の最後の首都であり、イタリアで最初に異民族が王国を建てた地でもあります。後の時代にユスティニアヌス皇帝がビザンチン帝国奪回を図った時も重要な戦略上の拠点となりました。さらに、後の時代に関する興味深い資料もいろいろと残されています。鐘楼と修道院の回廊を抜けて町を散策すれば、ロマネスクやゴシック様式の建造物、サンタ・キアーラ教会 S.Chiara にあるジョット派のフレスコ画やサン・アポリンナーレ・ヌオーヴォ教会 S.Apolinnare Nuovo 後陣のバロック様式、ダンテ Dante 最後の住処やバイロン卿 Byron の恋愛の舞台ともなった建物などを訪れることができます。
古代ローマ、ゴシック、ビサンティンであると同時に、中世の町でもあり、ヴェネチア共和国の影響も受けたラベンナ。そして、現在も国際的レベルの催しや文化イヴェントの多彩な町です。ラヴェンナが長い歴史の中で最も誇るものは、モザイク装飾を施した宗教施設に見る、西ローマ帝国首都時代の栄光です。これらの建物は現在ユネスコの文化遺産に指定されています。ラベンナは5~6世紀のモザイクが世界で一番豊富に保存されている町なのです。モザイクはこの地でその表現力の頂点に達しました。そして、その知識と技術は現在でも学校や工房で受け継がれています。
ラベンナの町でのショッピングや郷土料理の楽しみ方はどうですか?

ラベンナの歴史的中心地区にはお店が多く、車両の乗り入れが禁止されていますので、ゆっくりとショッピングができます。自転車が多いのもラベンナの特徴で、市民は皆自転車を利用していますし、シーズンが来ればツーリストオフィスで観光客の皆様のために無料の自転車貸し出しも行っています。
 パルマ産生ハムとボローニャのサラミトルテッロ
町にはロマーニャ地方の郷土料理を出すレストランも多く、古代ローマから伝わるピアディーナ piadinaと呼ばれる、詰め物をした手作りのパスタ、カッペッレッティ cappellettiをはじめ、スクアクエローネ squaqueroneというこの地方でしか作られていないフレッシュやわらかいチーズなどを堪能していただけます。 
ワインの試飲 
最後に、日本からの観光客にメッセージをお願いします。

ラベンナは東西の文化が出会った場所であり、ヨーロッパの歴史上非常に重要なポイントです。この町を訪れ、当時の芸術を見ていただければきっとヨーロッパとヨーロッパの芸術の歴史を理解する手がかりになるでしょう。歴史と芸術の町、ホスピタリティーあふれる私の町、ラベンナへ日本の皆様を心から歓迎いたします。 

ラヴェンナにある5~6世紀に建設されたキリスト教の建造物。ユネスコ世界遺産1995年に登録されています 
 ★テオドリクス王の廟

イストリア産の1枚岩からくりぬきで作られたというドーム
★ガッラ・プラキディア霊廟
 


サン・ヴィターレ教会の横にある。ホノリウス帝の妹ガッラ・プラチーディアによって5世紀に作られた。小ぢんまりとした建物内部に、「よき羊飼いの図」や「水盤から水を飲む白い鳩の図」などのモザイクがある。
★サンタポリナーレ・イン・クラッセ大聖堂
東ゴート族の王テオドリクスにより6世紀に王宮教会として建立された。教会の両側壁いっぱいのモザイクは本当にすばらしい。

サンタポリナーレ・ヌオーヴォ大聖堂 
ラヴェンナから5Kmくらい郊外のクラッセの街にある。ラヴェンナ最初の司教の墓の上に534年に建立された。内陣の「キリストと12使徒をあらわす羊の図」は牧歌的な雰囲気を持ち、その美しさは素晴らしい。

ラヴェンナの初期キリスト教建築物群(イタリア世界遺産) 
西ローマ帝国の首都になっ
たラヴェンナには、5~6
世紀初期キリスト教建築が
次々と 建てられビザンチン
美術が花開いた。
サン・タポッリ ナーレ・イン・
クラッセ聖堂などの聖堂のまばゆいばかりのモザイク画をいつかはゆっくり 歩いて堪能して来たいものです。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より

 

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